導入実績 セミウェット潤滑剤 02
導入前の課題や背景
樹脂化による軋み音の発生
製品の軽量化、コストダウンに伴い樹脂を使用する機会が大幅に増えていますが、樹脂同士の勘合部で特有の軋み音が発生することがあります。
また、摺動グレードの潤滑樹脂に変更しても、摺り音などの異音が発生することが多々あります。
解決策
HANARL製品による軋み音対策
嵌合部にセミウェット製品を塗布することで、フッ素オイルとフッ素粉末がクッション性を生み出し、軋み音の発生を防止できます。
さらに潤滑性が付与されることで、樹脂の摩耗も防止することができます。
フッ素の特徴である水を弾く効果も付与出来るので、嵌合部からの水の浸入も防ぐことが可能になります。
導入後の効果
軋み音の発生防止
潤滑グレード樹脂でしか対応出来なかった軋み音対策が、通常樹脂にHANARLを塗布するだけで解決することができ、大幅なコストダウンにつながりました。潤滑性や撥水性も付与できるので、摩耗防止効果も期待でき、さらに簡易防水を求めて、外観部付近の嵌合部への塗布も拡がっています。
無塗布状態だと樹脂同士の摺動により摩耗が生じていましたが、HANARLの塗布で摩耗防止が可能になりました。